IAA&Golfsburg

急遽決めた2003年秋のドイツ行き。
今回は、Frankfurt IAA(Motorshow)、Golfsburg※、
そしてGraeserne Manufaktur(Phaeton Factory)のある
Dresdenをレンタカーで回る旅でした。

 VWの本拠地、Wolfsburg市が、Golf5のデビューを盛り上げるため、
町の名前を一定期間、Golfsburgに
したのです。

fra
突然決めたドイツ行き
だったので、チケットがとれず関空経由で

Frankfurtに入りました。12時間を経て、
ベルリン上空を過ぎると降下が始まり、
赤い屋根が整然とならんだ
ドイツの町並みが見えてきます。
やがて、滑走路に並行するアウトバーンを
行き交う
クルマが見えてきたらようやく
到着です。空港では、さっそく働くT4や
Lupoが見られます。
touran

今回は、日本未導入モデル、ということで
一人旅には
ちと大きいのですが、Touran
借りました。
この、「レンタカー屋さんの車種指定」
は、毎回処理が
いーかげんです。今回も、
用意されてたのは、C-Classのワゴン。

Touranを予約したのに。だいたい、無造作に並んだ
キーをロクに見もしないで、「Touran?ないない!」
とやられます。
もう慣れました(^^; 私の決まり文句は、
「Wolfsburg行くから、絶対VW」 。で、窓口のオネエさんは、
もう一度鍵の束をぱらぱらと手に取り、その中のひとつを
投げてよこします。
キーホルダーには”Touran”の文字。。。
もう、慣れました(笑)皆さんも、あきらめちゃいけません。
post
着いた翌日から、Frankfurtモーターショー(IAA)
が始まります。今回は、普段の稼業を活かし、
”Press"として事前に登録を済ませておいたので、
一般公開に先駆けての入場となりました。
編集関係の方はもちろん、デザイナーや、ライター
など、クリエィティブ関係の方ですと難なく
プレス申請が可能と思われます。


写真は、会場に向かう市内の道で
出会った働く?Golf2。初代Golfはほとんど
見かけなくなってしまいましたが、
2はまだまだ現役です。
neue
で、会場に着いたらまずVWブースへ(^^;

Golf2からいきなり飛んで、

これが最新のゴルフです。

もう五世代目なんですね。

事前に配信されていたプレスフォトより、
実物は格好よかったです。あの写真は、危険です。
この目で見るNewGolfはあんなに
ギョロ目の寸詰まりではなかったです。
ということで、実物を見て一安心。

neue
これが運転席。グレードは・・・失念しました。
メーター周りは最近のVWの
文法通り。特に目新しいものはなくて、
必要なものを、きちんと
配置し、カッチリした
印象に仕上がっています。

ステアリングには、いろんなスイッチが

ついています。

写真の仕様では、ちょっと木目なども
あしらわれており、上級グレードになってますね。

messen
シフトノブも木製ですね。

プレスデーゆえ、各国の記者
たちがいろいろ取材しています。

こんな風に、メジャーを手にNewGolfの
あちこち
を採寸しているオジサンもいました。
全体的には、人がまばらな会場内でも、
Golf5は、いつも多くの人に
囲まれ、
業界の関心の高さを
感じました。
neu5
これはNewGTI。
回転台にすえられ、手は届きません
でした。走行シーンがビデオで
流れていたので、ちゃんと走れる
モデルのようです。
こうして遠くからみると、ボディの中で
サイドウィンドウが占める割合が
代を重ねるにつれ減った印象があります。
デザインのカタマリ感は増したの
でしょうけど、眺めのいいGolfの運転席も
捨てがたいですねぇ。
(拡大写真)
conceptr
こちらは、2シーターロードスター、
Concept R。プレス資料によると、
未来感を具現化したコクピットは
"タイムトンネル"をイメージしているそうです。
ステアリング中央のVWロゴは、
イグニッションを捻ると
「息をするように明滅」を始める
と書いてあります。
リンゴマークのコンピュータ
みたいですね。

近頃のVWなら、ほんとうに市販する
かもですね。デザインに、も少し個性が欲しい、
と思うのは私だけでしょうか。
karmann
ここは、コーチビルダーKarmannのブース。
二年前より、ちょっと縮小した感じ(^^;

ご覧のように、新旧のビートルカブリオレが
並んでいました。
こうしてみると、メカはなにもかも違うのに、
見る側は非常によく似た印象を
感じますね。
たたんでしょった幌の角度まで、
こだわったのでしょうね。

bier
会場では、毎度同じみの軽食。
このコップは、預かり金をとられて、
返却すれば0.50ユーロ(70円くらい)
返金してくれます。記念に欲しい人は、
そのまま
もって帰ってもオッケー。

ソーセージは、各種あり、
中には”Half Meter Wurst”という
50センチもあるやつも。。
”Wurst mit Broetchen”(パンつきソーセージ)
といわれるように、ソーセージが主役で、パンはオマケ、
のようです。
ガレージつきの家、でなく、家付きのガレージ、です。

carry
これはなにか、と申しますと、会場でこんなカートを
「タダ」で配ってる
メーカーがあるのです。プレスキットが
かさばるので大変に重宝。
奥の黄色いのは、
ミシュランが配布したもの。手前のはセアト。
ミシュランが入り口付近で配られていたため、 始めはほとんど
のプレスがこれを引っ張って
ましたが、「ただの袋にぐらぐら
のタイヤ
がついただけ」で、非常に扱いにくい。

やがて、奥でセアトがもっといいのを配ってる、
というのがわかり、皆さん大急ぎで入手し重たい資料
を移し変える光景が
あちこちで展開しました。このセアト、
アルミフレームによく転がるタイヤで、みんなに非常に好評
を博していました。
schu
プレスデー、ということで、いろんなVIPも
きていたのでしょう。私にも顔がわかる人は
ほとんどいない、というのが事実ですが。。

で、会場をうろついていたら、
週末のイタリアグランプリを前に、
フェラーリブースにシューマッハーが現れました。

すんごい人だかりで、ほんの数分でVIPルームと思しき
部屋へ消えました。


モンツァでは勝ててよかったですね。
hbf
夜、Frankfurt中央駅に行ってみると、ここにも
NewGolfのバナーが。
地下鉄や、市内のあちこちに、各社が看板を
立ててます。でも、今回は、Golfがいちばん多かった
かな。

Halle3(ホール3)で会いましょう、と誘っています。

これ、掲出終わったら欲しいなぁ。







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